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J-GLOBAL ID：200902213008476980   整理番号：08A0179296

メニンは妊娠中のマウスで膵β-細胞の増殖を調節して妊娠性糖尿病を促進する

Menin Controls Growth of Pancreatic β-Cells in Pregnant Mice and Promotes Gestational Diabetes Mellitus

著者 (9件)： KARNIK Satyajit K. (Stanford Univ., CA, USA) ,  CHEN Hainan (Stanford Univ., CA, USA) ,  MCLEAN Graeme W. (Stanford Univ., CA, USA) ,  HEIT Jeremy J. (Stanford Univ., CA, USA) ,  GU Xueying (Stanford Univ., CA, USA) ,  ZHANG Andrew Y. (Stanford Univ., CA, USA) ,  FONTAINE Magali (Stanford Univ., CA, USA) ,  YEN Michael H. (Stanford Univ., CA, USA) ,  KIM Seung K. (Stanford Univ., CA, USA)
資料名： Science  (Science)
巻： 318  号： 5851  ページ： 806-809  発行年： 2007年11月02日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 妊娠に伴う膵島の順応的発達調整の機序を試験した。妊娠マウス膵島におけるメニンのレベルを,免疫化学的,ウエスタンブロット,リアルタイムRT-PCR解析した。妊娠により母体の膵島β-細胞の増殖が刺激され,それに伴い,メニンと標的遺伝子p27^Kip1とp18^INK4CmRNA蛋白質レベルが減少した。メニンを母体β-細胞に形質導入すると,膵島の増大を妨げ,結果として妊娠性糖尿病の指標である高血糖症と耐糖能障害をもたらした。一方,妊娠のホルモン制御因子プロラクチンは膵島メニンレベルを抑制し,β-細胞増殖を促進した。従って,2型糖尿病の妊娠性糖尿病は泌乳刺激ホルモンとステロイドホルモンによって制御されるシグナル伝達経路の欠損が病因となる可能性を示唆し,メニンの制御因子,補因子,標的が糖尿病の治療標的となると示した。

シソーラス用語： *癌抑制遺伝子 ,  *妊娠 ,  *マウス ,  *Langerhans島 ,  細胞増殖 ,  *糖尿病 ,  タンパク質 ,  形質導入 ,  LTH【ホルモン】 ,  細胞情報伝達 ,  補因子 ,  欠失突然変異 ,  治療法
準シソーラス用語： *メニン ,  p27 ,  プロラクチン

分類 (2件)： 細胞構成体の機能  (EF03060C) ,  代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

タイトルに関連する用語 (9件)： メニン ,  妊娠 ,  マウス ,  膵 ,  細胞 ,  増殖 ,  調節 ,  妊娠性糖尿病 ,  促進