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J-GLOBAL ID:200902213115957142   整理番号:08A0530296

原始炭素質コンドライトAcfer 094のマトリックス中の重酸素同位元素異常を有するユニークな物質の鉱物学的評価

Mineralogical characterization of a unique material having heavy oxygen isotope anomaly in matrix of the primitive carbonaceous chondrite Acfer 094
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資料名:
巻: 72  号: 11  ページ: 2723-2734  発行年: 2008年06月01日 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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既に,原始炭素質コンドライトAcfer 094のマトリックス中に最近発見された同位元素異常(δ17,18OSMOW~180‰)を有するFe-S-Ni-O系物質の鉱物組成と微細構造は報告した[Sakamoto N.,Seto Y.,Itoh S.,Kuramoto K.,Nagashima K.,Krot A.N.and Yurimoto H.(2007)Science 317,231-233]。さらに,放射光X線回折と透過型電顕によって,この物質がマグネタイトとペントランダイトのシンプレクタイト型の連晶でマグネタイト/ペントランダイト体積比が~2.3であることがわかった。マグネタイトは柱状結晶(10-30nm径,100-200nm長)を形成し,ペントランダイトはマグネタイト結晶の間に100-300nmの虫状結晶ないしは凝集体として生成していた。X線回折と電子エネルギー損失分光分析によれば鉄酸化物はマグネタイトと同定されたが,電子回折パターンではマグネタイトがおそらく空格子点が存在するために弱い3倍の超格子構造を有していることを示していた。同位元素異常を有するシンプレクタイトは太陽星雲の中か氷の微惑星上で金属粒子の硫化ないしは酸化によって形成されたものと考えられる。ペントランダイトの陽イオンのインターサイト分布からは酸化のタイムスケールは1000年に満たないものと考えられた。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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同位体地質学 

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