文献

J-GLOBAL ID：200902213156003781   整理番号：08A0377740

平成19年(2007年)能登半島地震による地すべり災害と災害調査法

著者 (3件)： 中里裕臣 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  井上敬資 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  海野寿康 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研)
資料名： 農村工学研究所技報  (農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究所技報)
号： 208  ページ： 33-42  発行年： 2008年03月31日 
JST資料番号： S0488B  ISSN： 1882-3289  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 能登半島地震発生後1週間のうちに地震によると考えられる斜面の変状が各所で確認された。農林水産省防災課からの派遣要請により変状が認められた農地地すべり斜面の安定性,観測体制および調査方針の検討のため現地調査を実施し,その結果を報告した。震度6強に相当する箇所で亀裂による耕作不能が報じられた場所でも大きな地すべり活動による被害は確認されなかった。またこのような緊急調査には有効と考えられる2次元表面波探査法も併せ実施し,その概要も報告した。

シソーラス用語： *震災 ,  地震 ,  *地滑り ,  災害調査 ,  現地調査 ,  *反射法地震探査 ,  表面波 ,  排水井 ,  休耕 ,  地震波速度 ,  S波【地震波】 ,  N値 ,  農地 ,  亀裂発生 ,  2007年能登半島地震
準シソーラス用語： 能登半島地震

分類 (4件)： 土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A) ,  斜面安定,掘削変形  (RA03070L) ,  農業土木  (FB02000W) ,  地震探査  (DE10030B)

引用文献 (2件)：

• 林 宏一・鈴木晴彦・斎藤秀樹 (2001): 人工振源を用いた表面波探査の開発とその土木地質調査への適用, 応用地質技術年報, 21, p.9-39.
• 今井常雄・吉村正義 (1972): 地盤の弾性波速度と力学的性質, 物理探鉱, 25, p.283-292.

タイトルに関連する用語 (4件)： 能登半島地震 ,  地すべり ,  災害 ,  災害調査