抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東京地下鉄(株)では,副都心線のATO停止精度向上に取組み,1)ATOによる駅・車種ごとの最適な駅停止パターンの構築,2)回生ブレーキ安定性向上のための回生電圧リミッタの高電圧化,3)回生絞込時の回生・空制・停止パターンの相互協調(回生制動力<空制制動力の減速度設定,制輪子摩擦係数の安定化等),が精度向上に有効であることを確認した。ここでは使用環境や機器間協調にウェイトを置き,08系車両におけるブレーキ性能安定化の実績を踏まえて,使用線区に相応しいブレーキ性能を導出した。停止精度を逸脱した割合は,停止精度±55cmで0.11%,停止精度±45cmで0.18%であり,良好な結果を得ることができた。