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J-GLOBAL ID：200902213325390544   整理番号：09A1206696

カーボンブラック懸濁液の安定性へのペルフルオロスルホン酸吸着の効果

Effects of Perfluorosulfonic Acid Adsorption on the Stability of Carbon Black Suspensions

著者 (2件)： MIZUKAWA Hiroki (Mie Univ., Mie, JPN) ,  KAWAGUCHI Masami (Mie Univ., Mie, JPN)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 25  号： 20  ページ： 11984-11987  発行年： 2009年10月20日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 動的光散乱とレオメータ測定でカーボンブラック(CB)懸濁液の凝集の吸着高分子の有無による差を調べた。水にCBを混ぜ,イソプロパノールまたはペルフルオロスルホン酸(PFSA)分散液を加えて撹拌した。この分散液はPFSAをジオキサンで沈殿後,水/イソプロパノール混合溶液に再分散したものである。重量法で測定した吸着PFSA量,吸着分子を含む流体力学的半径,定常せん断粘度によりCB懸濁液をキャラクタリゼーションした。PFSAの吸着平衡は一日で成立し,吸着等温線はCB濃度で決まり,CBが増すと吸着量が減った。流体力学半径は吸着PFSAの量とともに増加し,懸濁液の安定度が増す。見かけ粘度は第一と第二のずり減粘領域でPFSA吸着量の増加とともに減少した。このようにPFSA吸着でCB懸濁液の安定性が高まる。

シソーラス用語： *懸濁液 ,  *安定性 ,  *カーボンブラック ,  動的光散乱 ,  レオメータ ,  *スルホン酸 ,  *脂肪族フッ素化合物 ,  *吸着 ,  吸着平衡 ,  吸着等温式 ,  流体力学的半径 ,  ずり粘度 ,  流動化 ,  濃度依存性 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： ずり減粘 ,  吸着等温線 ,  *吸着量 ,  *分散安定性 ,  剪断粘度 ,  *ペルフルオロスルホン酸

分類 (2件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D)

物質索引 (1件)： イソプロパノール

タイトルに関連する用語 (5件)： カーボンブラック ,  懸濁液 ,  安定性 ,  ペルフルオロスルホン酸 ,  吸着