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J-GLOBAL ID：200902213431445412   整理番号：08A0682240

音で見る,音を見る:アコースティックイメージングの現状-室内音響における音場の可視化

著者 (1件)： 鈴木久晴 (九大)
資料名： 日本音響学会誌  (Journal of the Acoustical Society of Japan)
巻： 64  号： 7  ページ： 399-404  発行年： 2008年07月01日 
JST資料番号： G0162A  ISSN： 0369-4232  CODEN： NIOGAH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 室内音場の可視化は,計算資源の増大や可視化ツールの整備によって手軽になってきた。数値計算による音場の可視化については,その実例といくつかのソフトウエアツールを紹介した。有限要素法,境界要素法,有限体積法などの数値解析手法では,音場の境界条件の決定,音場の離散化,音場の音響量について解く,といったことが行われいている。可視化による支援として,離散化された音場の可視化,解かれた音響量の空間分布の可視化といったことが行われている。室内の反射音を実測データに基づいて可視化する,Virtual Source Visualizer(V.S.V)システムを紹介した。コンサートホールでの全席測定を行い,ホール全体の音場を可視化した例について紹介した。

シソーラス用語： *音場 ,  *可視化 ,  ボリュームレンダリング ,  有限要素法 ,  境界要素法 ,  有限体積法 ,  境界条件 ,  数学的変換 ,  音量 ,  空間分布 ,  音波反射 ,  *コンサートホール ,  有限差分時間領域法 ,  インパルス応答
準シソーラス用語： *室内音響 ,  離散化

分類 (1件)： 建築音響  (BB03080J)

引用文献 (8件)：

• http://www.geuz.org/gmsh/
• 大嶋拓也. 時間領域有限体積法による非構造格子汎用音場数値解析コードの開発 (1) 定式化およびオープンソース数値計算ツールキット援用による核コードの実装. 音響学会建築音響研資. 2007, AA2007-17
• 大嶋拓也. 時間領域有限体積法による非構造格子波動音場解析-オープンソース数値計算ツールキット援用による核コードの実装-. 建築学会学術講演梗概集, 2007. 2007
• http://public.kitware.com/vtk/
• YAMASAKI, Y. Measurement of spatial information in sound fields by closely located four point microphone method. J. Acoust. Soc. Jpn. (E). 1988, 10, 101-110

タイトルに関連する用語 (5件)： 音 ,  現状 ,  室内音響 ,  音場 ,  可視化