文献

J-GLOBAL ID：200902213469729856   整理番号：08A0560746

金触媒を用いるC-H結合の反応

Gold-catalyzed reactions of C-H bonds

著者 (2件)： SKOUTA Rachid (Dep. of Chemistry, McGill Univ., 801 Sherbrooke Street West, Montreal QC H3A 2K6, CAN) ,  LI Chao-jun (Dep. of Chemistry, McGill Univ., 801 Sherbrooke Street West, Montreal QC H3A 2K6, CAN)
資料名： Tetrahedron  (Tetrahedron)
巻： 64  号： 22  ページ： 4917-4938  発行年： 2008年05月26日 
JST資料番号： E0234A  ISSN： 0040-4020  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金は長い間不活性な金属であると考えれられてきたが,近年はそれが軟らかいLewis酸としての挙動を示すことが認識されるようになった。そのため,最近では金化合物を触媒とした有機合成に関する報告が多数なされている。本レビューでは,金触媒を用いるC-H結合の反応,特に末端アルキンのC-H結合の反応,アルキンのヒドロアリール化,アルケンへのアレーン/ヘテロアレーンの付加,C-H結合の官能化を経由する他の化合物のヒドロアリール化,アルキン及びアルケンへの活性メチレン化合物の付加,及び逐次反応によるC-C結合の生成,並びにアルカン及びアルコールの選択的酸化によるC-O結合の生成,に重点をおいて最近の報告をまとめた。

シソーラス用語： *文献展望 ,  化学合成 ,  *触媒反応 ,  *金化合物 ,  遷移金属触媒 ,  C-H結合 ,  C-C結合 ,  C-O結合 ,  金触媒

分類 (1件)： 有機化学一般  (CF01000Y)

タイトルに関連する用語 (2件)： 金触媒 ,  C-H結合