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J-GLOBAL ID：200902213517812124   整理番号：08A0259642

<10μg/dlの血中鉛濃度と6歳児の知能

Blood Lead Concentrations<10μg/dL and Child Intelligence at 6 Years of Age

著者 (7件)： JUSKO Todd A. (Univ. Washington, Washington, USA) ,  HENDERSON Charles R.,Jr. (Cornell Univ., New York, USA) ,  LANPHEAR Bruce P. (Cincinnati Children’s Hospital Medical Center, Ohio, USA) ,  CORY-SLECHTA Deborah A. (Univ. Rochester School of Medicine and Dentistry, New York, USA) ,  PARSONS Patrick J. (New York State Dep. Health, New York, USA) ,  PARSONS Patrick J. (State Univ. New York, New York, USA) ,  CANFIELD Richard L. (Cornell Univ., New York, USA)
資料名： Environmental Health Perspectives  (Environmental Health Perspectives)
巻： 116  号： 2  ページ： 243-248  発行年： 2008年02月 
JST資料番号： E0108C  ISSN： 0091-6765  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 10μg/dl以下の血中鉛濃度が小児の認識力に悪影響を与えるという直接的データは無い。生後6か月から6歳までの小児について6,12,18,24か月,3,4,5,6歳の8回血中鉛濃度を測定した。194人の6歳児について,改訂版知能のWechsler Preschool and Primary Scaleを用いて調査した。推計に直線及びセミパラメトリックモデルを用い,血中鉛濃度とIQの関係を調べた。母親のIQを補正した後,HOME計数,他の混乱因子,血中鉛濃度の平均持続寿命(平均;7.2μg/dl,中央値;6.2μg/dl)は全体IQと実行IQ計数の間で逆相関した。血中鉛濃度平均が5μg/dl以下の小児と比べて,5~9.9μg/dlの小児は全体IQで4.9点(91.3対86.4)低かった。最大血中鉛濃度の非直線モデルは最大血中鉛濃度と今回測定された最低鉛濃度の2.1μg/dlの全体IQの間に逆相関があった。この調査は6歳児の小児知能機能は10μg/dl以下の血中鉛濃度で障害を受けることを示した。

シソーラス用語： 血中濃度 ,  濃度依存性 ,  *鉛 ,  親 ,  *幼児 ,  認識 ,  *指数 ,  電熱原子吸光分析 ,  重金属汚染 ,  母親
準シソーラス用語： *IQ

分類 (2件)： 公衆衛生  (GB02000X) ,  鉛とその化合物  (SB05024Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： DL ,  血中鉛 ,  知能