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J-GLOBAL ID:200902213731878906   整理番号:08A1083388

TMEM16Aは受容体活性化カルシウム依存性塩素イオン透過性を付与する

TMEM16A confers receptor-activated calcium-dependent chloride conductance
著者 (13件):
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巻: 455  号: 7217  ページ: 1210-1215  発行年: 2008年10月30日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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カルシウム(Ca2+)活性化塩素イオンチャネルは,経上皮性分泌,心臓やニューロンの興奮,知覚伝達,平滑筋の収縮や受精などの多くの生理現象の重要なメディエーターである。だが,その生理的重要性にもかかわらず,分子実態のほうはほとんどわかっていない。今回我々は,膜貫通タンパク質16A(TMEM16A,別名anoctamin1(ANO1))が,細胞内Ca2+やCa2+動員刺激により活性化される,Ca2+活性化塩素イオンチャネルそのものであることを示す。ANO1は,8つの推定膜貫通領域をもち,これまでに特性が明らかになっているチャネルと見かけ上の類似性はなく,イオンチャネルの新たなファミリーを形成する。ANO1の生物物理学的特性および薬理学的プロファイルは,天然のCa2+活性化塩素イオンチャネルと完全に一致する。ANO1は,種々の分泌上皮,網膜,知覚ニューロンに発現する。さらに,マウスでAno1をノックダウンすると,Ca2+によって活性化される塩素イオンの流れおよび唾液産生が顕著に減少する。我々は,ANO1は,さまざまな生理過程で受容体によって活性化される,塩素イオンの流れを仲介するCa2+活性化塩素イオンチャネル候補であると結論する。Copyright Nature Publishing Group 2008
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞膜の輸送  ,  生物学的機能 

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