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J-GLOBAL ID:200902213738602124   整理番号:09A0332278

非多孔性ポリエチレン膜バッグから放出されるエタノールによる簡易脱硝化システム

Simplified denitrification system using ethanol released from non-porous polyethylene-film bag
著者 (5件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 35-40  発行年: 2009年06月01日 
JST資料番号: W1014A  ISSN: 1369-703X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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非多孔性低密度ポリエチレン(LDPE)膜で製造した収容バッグを,有機炭素がない硝酸塩含有廃水の簡易脱硝化系の単純化するために調べた。エタノールを充填したLDPE膜バッグは,エタノールを徐々に放出する。放出エタノール量は膜の厚みを変えることにより制御できた。外膜はParacoccus denitrificans細胞を固定化した不織布バッグとし,内側のLDPE膜バッグにはエタノールを充填した二層膜を造った。その二層膜をN2ガスないしは空気攪拌下の硝酸塩溶液に浸漬すると,溶液の硝酸塩含量は攪拌条件に無関係に低下した。最大窒素除去率は外膜表面上で5.94Nd-1・m-2であった。この値は,容積窒素除去性能が0.1kgN・m-3・d-1に相当するが,溶液中の二重バッグの充填比は10wt%以下であった。この二重バッグは他の装置なしで,硝酸塩溶液から窒素除去ができた。この二層バッグを用いるバイオリアクターは,種々のタンクの空の空間に容易に設置できるので,追加的な脱硝化系として極めて有効である可能性がある。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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下水,廃水の生物学的処理 
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