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J-GLOBAL ID：200902213739708481   整理番号：09A0819589

ミクロRNAの141と200aはdistal-lessホメオボックス5に標的化することにより骨形成蛋白質2で誘導されるマウスプレ骨芽細胞分化に関与する

MicroRNA-141 and -200a Are Involved in Bone Morphogenetic Protein-2-induced Mouse Pre-osteoblast Differentiation by Targeting Distal-less Homeobox 5

著者 (3件)： ITOH Tomohiro (Gifu International Inst. Biotechnology, Gifu, JPN) ,  NOZAWA Yoshinori (Gifu International Inst. Biotechnology, Gifu, JPN) ,  AKAO Yukihiro (Gifu International Inst. Biotechnology, Gifu, JPN)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 284  号： 29  ページ： 19272-19279  発行年： 2009年07月17日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： プレ骨芽細胞の分化におけるミクロRNA(miR)の関与を検討した。miRアレイによる発現プロフィールによれば,プレ骨芽細胞の分化に関連してmiR141とmiR200aが変化した。miR141やmiR200aをプレ骨芽細胞に導入発現すると,骨形成転写因子distal-lessホメオボックス5(Dlx5)の翻訳を抑制することにより,BMP2で誘導される分化を抑制した。それに対してこれらmiRのアンチセンスを発現すると分化が促進された。ルシフェラーゼレポーターアッセイによれば,両miRはDlx5を直接の標的とした。したがって,miR141とmiR200aはDlx5の発現を阻止することによりプレ骨芽細胞の分化を抑制することがわかった。

シソーラス用語： *アンチセンスRNA ,  骨形成因子 ,  タンパク質 ,  骨芽細胞 ,  培養細胞 ,  マウス ,  アルカリ性ホスファターゼ ,  翻訳【遺伝】 ,  転写因子 ,  DNA結合タンパク質 ,  mRNA ,  *骨形成 ,  遺伝子操作 ,  MC3T3-E1細胞 ,  *マイクロRNA ,  ルシフェラーゼアッセイ ,  骨形成因子2 ,  Dlx5蛋白質 ,  ネズミ亜目
準シソーラス用語： BMP-2 ,  distal-lessホメオボックス5 ,  Dlx5 ,  *miR141 ,  *miR200a

分類 (3件)： 運動器系の基礎医学  (GG01020B) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  発生と分化  (EJ16020W)

タイトルに関連する用語 (7件)： ミクロRNA ,  ホメオボックス ,  標的化 ,  骨形成蛋白質2 ,  誘導 ,  マウス ,  骨芽細胞分化