抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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茶滓を原料とする高硬度燃料(バイオコークス)を用いた小型キュポラ溶解炉(路内径0.4m,有効高さ1.6m)による溶解実験をこない,燃焼状況の観察と燃焼シミュレーションを試みた。溶解物は一般的ねずみ鋳鉄を対象とし,投入原料は地金として銑鉄,鋼屑を配合し,石炭コークス,バイオマス,石灰石,Fe-Si砲金から適宜選択して配合比を変化させた。安定操業時に送風を停止,注水してクイック・フリーズさせて炉内を観察し,溶解炉内で抽出されたバイオコークス炉内での形状変化を計測した。燃焼挙動は汎用熱流体解析ソフトFLUENT6.3を用い,ガス化燃焼シミュレーションを行った。バイオコークスは溶解炉内で形状を維持しつつ,ガス化過程を経て炭化物へスムースに移行した。燃焼シミュレーションは拡散火炎の一般的燃焼挙動と一致した。