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J-GLOBAL ID:200902214000158382   整理番号:09A1055164

プロレニンは(プロ)レニン受容体に対する複数の高親和性結合部位を持つ

Prorenin has high affinity multiple binding sites for (pro)renin receptor
著者 (7件):
資料名:
巻: 1794  号: 12  ページ: 1838-1847  発行年: 2009年12月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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最近,デコイペプチド配列の重要な役割が,(プロ)レニン受容体[(P)RR]とのプロレニンの結合に対してin vitroで示唆されている。本研究において,(P)RRとの相互作用に関与するレニン及びプロレニンにおける予測される他の重要な領域を,種々のペプチド,例えば,プロレニンとも共通であるレニンの構造から設計した「ヒンジ」S149QGVLKEDVF158,L1PPTDTTTF8P,L1PPTDTTTFKRIFLKR15P及びプロレニンの推定構造から設計したデコイ(R10PIFLKRMPSI19P)を用いて研究した。速度論的分析に対して,組換えh(P)RRを特異的抗(P)RR抗体を介してバイオセンサー表面に固定化した。平衡状態分析の場合において,レニン/プロレニンの結合を観察するために(P)RRを直接プラスチックウェルに吸着した。前吸着受容体に対するレニン及びプロレニンの結合に対する解離定数(KD)は各々4.5及び1.0nMであり,BIAcoreアッセイによる速度論的研究において述べられたものと類似していた。「ヒンジ」領域ペプチドは,デコイよりも5倍高い17.0と推定したKDで用量依存的に(P)RRと結合した。L1PPTDTTTF8P及びL1PPTDTTTFKRIFLKR15Pに対するKD値は各々52及び7.6nMであった。デコイのように「ヒンジ」ペプチドは,レニン及びプロレニンの(P)RRとの結合を阻害した。デコイ及び「ヒンジ」によるレニン及びプロレニン結合に対する阻害定数(Ki)は,16.7及び15.1,37.1及び30.7nMであった。これらのin vitro研究から,(P)RRに対してレニンが単一の,プロレニンが少なくとも二つの高親和性結合部位を持つことを示唆した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  細胞膜の受容体 
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