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J-GLOBAL ID：200902214079989772   整理番号：08A0242821

室形状の周波数別自動生成を組み込んだ音線法による音響シミュレーション

SOUND RAY TRACING METHOD EMBEDDED IN AUTOMATIC ROOM SHAPE GENERATOR OF EACH FREQUENCY

著者 (3件)： 星和磨 (日本大 大学院理工学研究科) ,  羽入敏樹 (日本大学短大) ,  関口克明 (日本大 理工)
資料名： 日本建築学会環境系論文集  (Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ))
号： 625  ページ： 267-274  発行年： 2008年03月30日 
JST資料番号： L4761A  ISSN： 1348-0685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： シミュレーションする周波数に応じた凹凸を持つ形状を生成する方法を検討し,音線法によって音場シミュレーションを実施する際に,生成した周波数別の室形状を用いることによって周波数別の壁面反射性状が模擬できるか否かを検討した。また,その手法が音場の波動性をどの程度模擬できるのかを波動音響シミュレーションの一手法である時間領域有限差分法(FDTD法)と比較検証した。その結果,散乱が期待される周波数に精度の低下が若干見られるが概ね周波数に応じた反射指向特性を作り出せることが分った。さらに拡散体のある矩形室内の音波伝搬性状を模擬し,提案手法の可能性を示した。

シソーラス用語： *音場 ,  周波数 ,  有限差分時間領域法
準シソーラス用語： *音響シミュレーション ,  音線法 ,  *幾何音響 ,  時間領域有限差分法

分類 (1件)： 建築音響  (BB03080J)

引用文献 (11件)：

• 日本建築学会編. 室内音場予測手法-理論と応用-. 2001
• 尾本章. 幾何音響学の考え方. 音響技術. 2005, 34, 1, 2-7
• 藤原恭司. 周期構造壁面をもつ室内の音場シミュレーション. 日本音響学会誌. 1991, 47, 1, 2-12
• NAKAGAWA, K. An improved geometrical sound field analysis in rooms using scattered sound and a audible room acoustic simulator. Applied Acoustics. 1993, 38, 115-129
• NAYLOR, G. Odeon-Another hybrid room acoustical model. Applied Acoustics. 1993, 38, 131-143

タイトルに関連する用語 (4件)： 室 ,  自動生成 ,  音線法 ,  音響シミュレーション