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J-GLOBAL ID：200902214140242430   整理番号：09A0251269

組織再生材料のための遺伝的に操作したナノファイバ状ウイルス

Genetically Engineered Nanofiber-Like Viruses For Tissue Regenerating Materials

著者 (3件)： MERZLYAK Anna ,  INDRAKANTI Shyam ,  LEE Seung-Wuk
資料名： Nano Letters  (Nano Letters)
巻： 9  号： 2  ページ： 846-852  発行年： 2009年02月 
JST資料番号： W1332A  ISSN： 1530-6984  CODEN： NALEFD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 天然のナノファイバ状ウイルスであるM13バクテリオファージを遺伝的に操作して主外殻蛋白質上に高密度の細胞信号伝達ペプチドを提示させた。結果として得られた改変ウイルスは長いロッド状の形状を有し,単分散性であり,自己集合して方向性のある液晶状物質を形成する傾向を示した。改変ウイルスが形成した自己集合体を足場材料として利用して神経前駆細胞を増殖させ,分化させ,成長方向を制御することができることを示した。本研究の改変ウイルス自己集合体は脊椎損傷後の神経組織再生などの医療分野,または複雑な細胞信号伝達環境を研究するためのin vitroモデル系における有用な材料として期待される。

シソーラス用語： *再生 ,  *M13ファージ ,  遺伝子操作 ,  炭素繊維 ,  自己集合 ,  細胞 ,  *細胞生理
準シソーラス用語： *組織再生 ,  *M13バクテリオファージ ,  カーボンナノファイバ ,  神経前駆細胞 ,  *細胞間通信

分類 (2件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  微生物学・ウイルス学一般  (EG01000D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 組織 ,  再生材料 ,  遺伝 ,  ナノファイバ ,  ウイルス