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J-GLOBAL ID:200902214415437589   整理番号:09A0897829

注目される大気環境問題の施策動向 微小粒子状物質(PM2.5)に関する最近の動向と環境基準

著者 (1件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 52-61  発行年: 2009年09月15日 
JST資料番号: S0048A  ISSN: 0916-9172  CODEN: SKTAET  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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SPMは人の健康に影響を与えるため,日本では,「10μm以下の粒子(浮遊粒子状物質)について,1時間値の1日平均値が0.1mg/m3以下であり,かつ1時間値が0.2mg/m3以下であること」と環境基準に定めている。米国では,1997年にそれまでの10μm以下のSPM(PM10)の環境基準より低い濃度で生じる2.5μm以下の微小粒子(PM2.5)による健康影響が考慮されて新しい環境基準が設定された。日本でも2008年に中央環境審議会に2つの専門委員会が設置され精力的な検討が進められた。PM2.5の環境基準の指針値ならびにその測定法を提案した専門委員会の報告書(案)が2009年7月に大気環境部会に提出されて承認された。今後所定の手続きを経てPM2.5の環境基準が設定される見込みである。報告書(案)に記載された環境基準およびPM2.5の測定法を紹介した。更に,PM2.5の現状と課題として,最近の環境濃度の推移,PM2.5の組成と測定法,監視測定体制の整備について解説した。
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粒状物調査測定 

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