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J-GLOBAL ID:200902214477856227   整理番号:08A0746904

低温活性微生物リパーゼ:若干の新しい論点及び最近の開発

Cold active microbial lipases: Some hot issues and recent developments
著者 (3件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 457-470  発行年: 2008年09月 
JST資料番号: T0503A  ISSN: 0734-9750  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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リパーゼはトリグリセリドの遊離脂肪酸及びグリセロールへの加水分解を触媒するグリセロールエステルヒドロラーゼである。リパーゼはトリグリセリドに対する加水分解活性に加えてエステル化,エステル化間反応,酸分解,加アルコール分解,及びアミノリシスを触媒する。リパーゼの温度安定性は工業での使用に対する最も重要な特徴とみなしている。好冷リパーゼはそれらの低最適化温度及び非常に低い温度での高い活性によりキラル中間体の有機合成にて使用が増大しているために最近注目されているが,相対的にもろい化合物の生産に対しては好ましい特性である。加えて,これらの酵素は固有のより大きな柔軟性のためにより低い水分量の条件下での利点を有している,がそこでは中温性及び好熱性酵素の活性が過度の剛性により激しく損なわれている。低温適応微生物は低温活性リパーゼの可能な供給源であり,低温領域から分離され,検討されている。他のリパーゼと比較して,相対的に少数の低温活性細菌リパーゼはよく検討されている。各種供給源から単離されたリパーゼは位置特異性,脂肪酸特異性,熱安定性,pH最適化などに関してそれらの供給源に依存して広範囲の特性を有している。工業用酵素の使用で実際に技術者は温和で効率的なプロセスと密接にアプローチするプロセスを開発することが可能であった。C.antarcticaからの低温活性リパーゼを用いたいくつかのプロセスは医薬,化学及び食品の産業で特許が取得されている。低温活性リパーゼは界面活性剤での添加物,食品工業での添加物,環境生物処理,生物変換,分子生物学適用及び封入体の生成を妨げる好冷宿主での異種遺伝子発現のような広いスペクトル範囲のバイオテクノロジー適用を網羅している。低温で高い触媒活性を示している低温微生物からの低温活性酵素はそのような組換体菌株にて高く発現されうる。それで,今日,低温活性リパーゼは有機化学者,製薬者,生物物理学者,生化学及びプロセス技術者,バイオテクノロジー研究者,並びに生化学者の選択酵素である。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素の応用関連  ,  酵素生理 
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