文献
J-GLOBAL ID:200902214503971307   整理番号:08A0747439

4Z,15E-ビリルビン-IXαと複合体を形成したヒト血清アルブミンの結晶学的解析

Crystallographic Analysis of Human Serum Albumin Complexed with 4Z,15E-Bilirubin-IXα
著者 (4件):
資料名:
巻: 381  号:ページ: 394-406  発行年: 2008年08月29日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ビリルビンはヘム異化由来の不溶性黄色-橙色色素で,障害又は未成熟肝臓機能のヒトに毒性レベル蓄積する。その結果生じる黄疸は光線療法光線療法で管理され,生合成された4Z,15Z-ビリルビン-IXαが4Z,15E-ビリルビンなどの可溶性で排泄可能な異性体に異性化される。ビリルビン及びその立体配座異性体はヒト血清アルブミン(HSA)により肝臓に輸送されるが,蛋白質の詳細な結合位置は不明である。ビリルビンとHSAを共結晶化して両者の相互作用の分子機構を調べた。結晶構造を2.42Å解像度で測定し,4Z,15E-ビリルビン-IXα異性体がサブドメインIBのL型ポケットと結合することが分った。蛋白質からビリルビン競合的に置換する抗生物質であるフシジン酸と複合体を形成したHSAの共結晶構造も測定し,同じポケットと結合することを示した。血清アルブミンと結合した天然ビリルビン色素の結晶構造を初めて示し,HSA-ビリルビン相互作用の現在の概念にチャレンジし,4Z,15Z-ビリルビン-IXαと蛋白質がどこで結合するかという長年の疑問を解決する構造骨格を示した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子構造 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る