抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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居場所としての地域公共施設のあり方を研究した。地域住民を対象に,「自由な時間を過ごす場所」に関するアンケート調査により居場所の選択特性の把握を試みた。また,自由な時間を過ごす場所のうち,最もよく利用する地域施設につき,利用形態,利用意識,民間と公設の比較,等の分析を行った。さらに,居場所選択の地域差を調べた。結果,選択場所数は加齢とともに減少し,選択場所は自宅,民間施設が減少し,公共施設が増加する,選択要因は施設サービスより場所における人間関係やアクセスが重視されている,地域施設像に影響する共通因子として,気軽さ・社会的・安心感・開放感・個人的の5因子を発見した,施設整備状況や自然環境等の地域特性が地域住民の居場所選択特性に顕著に影響している,等が判った。