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J-GLOBAL ID:200902214873800005   整理番号:09A0536483

マウス初期胚における始原生殖細胞の正確な移動の指示における後腸拡張の重要な役割の証拠

Evidence for crucial role of hindgut expansion in directing proper migration of primordial germ cells in mouse early embryogenesis
著者 (10件):
資料名:
巻: 330  号:ページ: 427-439  発行年: 2009年06月15日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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マウス原腸形成の間に,始原生殖細胞(PGC)は,尿膜基部でクラスターを形成し始め,生殖隆線に進入する前に後腸内胚葉内へ尾側に移動する。しかしながら,PGC移動における内胚葉組織の正確な役割は,明らかになっていない。特異的内胚葉欠損があるSox17変異体を用いて,正確なPGC移動の指示における後腸拡張の重要な役割の直接の証拠を提供する。Sox17ヌル胚では,PGCは,尿膜において正常にコロニー形成し,その後,PGCの前列の小群は,最も後方の腸内胚葉内へ正確に移動する。しかしながら,後腸拡張の欠損は,さらなる側方へのPGC移動の不全を引き起こし,その結果,後期での後腸入り口でPGCが不動化する。対照的に,残りの大多数のPGCは,内臓内胚葉内へ移動するが,胚の腸ドメインの外側に再配置される。これは,胚体外卵黄内胚葉内のPGCの散乱を導く。このSox17ヌルPGCの異常な移動は,キメラ胚において野生型後腸細胞を供給するとレスキューできる。したがって,これらのデータは,後腸の形態形成運動は,胚の腸側へのPGCの移動の指示に重要であるが,中胚葉から内胚葉への再配置には重要でないことを示す。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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生殖器官 

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