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J-GLOBAL ID:200902214886660504   整理番号:09A0193018

4-クロロ-3,5-ジニトロベンゾトリフルオリドによる誘導体化と高速液体クロマトグラフィー-UV検出による環境水試料中のグリホサートの残留定量

Residue determination of glyphosate in environmental water samples with high-performance liquid chromatography and UV detection after derivatization with 4-chloro-3,5-dinitrobenzotrifluoride
著者 (6件):
資料名:
巻: 635  号:ページ: 222-226  発行年: 2009年03月09日 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グリホサートの分析用としての,プレカラム誘導体化高速液体クロマトグラフィーを開発した。グリホサートの誘導体化は,4-クロロ-3,5-ジニトロベンゾトリフルオリド(CNBF)によって実行した。60°C,pH9.5のH3BO3-Na2B4O7溶液中におけるグリホサートとCNBFとの反応は,30分間で完了した。標識化グリホサートを,Kromasil C18カラム(250mm×4.6mm,5μm)により,室温において分離した。そして,360nmにおけるUV検出を適用した。標識化グリホサートの分離は,傾斜溶離モードにおいて,15min以内に完了した。他のプレカラム誘導体化と比較して,今回の誘導体化はより穏やかに実行された。従って,誘導体はより安定であった。蛍光及び質量分析によるいくつかの試薬の検出限界は,クロロぎ酸9-フルオレニルメチル(FMOC-Cl)を除いて,CNBFよりも高い値を示した。しかしながらこの試薬は,FMOC-Clと同様に,誘導体化後の除去を回避した。予備濃縮を省略したときのグリホサートの検出限界は0.009mg/mL(S/N=3)であった。それは,中国において0.1mg/mLのレベルに設定されたMRLに到達している値である。本法の線形性の相関係数は,0.3~48.5mg/Lの濃度域において0.9999であった。今回提案した方法は調査試料に依存して,91.80~100.20%の回収率と2.27~6.80のR.S.D.を与えた。その特性により,環境水中のグリホサートの定量に適用されている。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
水中の汚染物質のクロマトグラフィー,電気泳動分析  ,  農薬 

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