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J-GLOBAL ID:200902215225941406   整理番号:08A0859151

中国の揚子江上流におけるカルスト地域の森林土壌での自然のpH勾配に沿った微生物のバイオマスと活性

Microbial biomass and activity along a natural pH gradient in forest soils in a karst region of the upper Yangtze River, China
著者 (6件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 205-214  発行年: 2008年08月 
JST資料番号: L2720A  ISSN: 1341-6979  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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荒廃した森林生態系の自然修復のための効果的で経済的な方策と考えられている山岳閉鎖は中国南西部のカルスト地域において広範囲に実施されてきた。この研究の目的は揚子江上流のカルスト地域である貴州省において土壌の微生物バイオマス,基礎呼吸,代謝指数および基本的化学性質との関連を解析することにより山岳閉鎖後の土壌品質について微生物学的特徴を評価することであった。微生物バイオマスの炭素(MBC),窒素(MBN)および微生物指数(MBC/総CおよびMBN/総N)の値が低く,代謝指数(qCO2)の値が高いことから土壌品質は劣るものと考えられた。土壌pHは,このカルスト地域では4.1から7.9へと著しい変化を示し,土壌微生物のバイオマスと活性に著しく影響していることが立証された。土壌微生物バイオマス,微生物代謝指数および土壌の基礎呼吸は土壌pHが減少するとともに著しく低下した。またqCO2は外見上,増加の傾向を示したが,統計的には有意でなかった。土壌pHの変化に続く微生物のバイオマスと活性の変化は恐らく土壌微生物の組成変化によるのであろうが,さらに詳しく研究する必要がある。土壌pHに比べて,土壌有機物の含量は擾乱による著しい損失により微生物の成長を直接的に制限するさらに重要な別の要因であった。微生物学的特徴にもとづく実際的応用としてN固定を行ういくつかの樹種を導入することは土壌肥沃度を向上し,カルスト地域の森林生態系の修復を促進する積極的で効果的な方策であろう。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
森林保育  ,  土壌生物  ,  微生物に対する影響 

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