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J-GLOBAL ID：200902215280559898   整理番号：08A0377722

定圧一面せん断試験における供試体層厚と周面摩擦の関係-正規圧密カオリン粘土と緩詰め三隅砂供試体の比較-

著者 (5件)： 古谷保 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  川本治 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  山田康晴 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  中里裕臣 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  井上敬資 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研)
資料名： 農村工学研究所技報  (農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究所技報)
号： 207  ページ： 81-91  発行年： 2008年03月31日 
JST資料番号： S0488B  ISSN： 1882-3289  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 一面剪断試験は,斜面安定問題に関連する土の剪断強度測定に使われているが,供試体を剪断箱で拘束するため,剪断箱内面と供試体周面との摩擦が発生し,実務上無視できない。定められている補正法は砂試料には適用できるが,負のダイラタンシーを持つ正規圧密粘土では別の補正法が必要である。剪断箱内面にオイルを塗布した場合と塗布しない場合につき,それぞれ載荷側の供試体層厚を変化させた試験を行い,その違いを比較して反力側剪断箱と供試体との周面摩擦特性を検討した。また,既往の緩詰め三隅砂供試体の試験結果と比較し,砂と粘土の周面摩擦特性の違いや正規圧密粘土の試験における垂直応力の補正法等につき検討した。

シソーラス用語： *直接剪断試験 ,  試料 ,  層厚 ,  *周面摩擦 ,  正規圧密 ,  *カオリン ,  *砂 ,  試験装置
準シソーラス用語： 三隅砂 ,  定圧一面せん断試験

分類 (1件)： 土の圧縮,圧密,せん断,地盤沈下  (RA03050P)

引用文献 (12件)：

• 古谷保 (1980): 直接せん断試験における有効垂直応力の補正法と地すべり粘土のせん断強度測定, 農土試技報, C20, p.17-44
• 古谷保 (1983): 一面せん断試験を中心とした地すべり粘土の強度測定, 農土試報告, 第23号, p.31-54
• 古谷保 (1984): 改造した「改良型」による標準砂の一面剪断試験, 昭和59年度農業土木学会大会講演要旨集, p.430-431
• 古谷保・小倉力 (1999):「反力計測型一面せん断試験機」における周面摩擦の補正法と斜面安定問題への適用, 農工研技報 第197号, p.25-37
• 古谷保・有吉充・奥山武彦・黒田清一郎 (2007): カオリン粘土の一面剪断試験における周面摩擦特性と限界強度, 農業工学研究所技報, 第206号, p.25-41

タイトルに関連する用語 (7件)： 一面せん断試験 ,  供試体 ,  層厚 ,  周面摩擦 ,  正規圧密 ,  カオリン粘土 ,  砂