抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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環境心理学の視点から捉えた景観の役割・意義について論じた。景観とは,「眼前あるいは周囲に広がっているひとまとまりにとらえる世界」という意味になる。環境心理学的観点からは,視覚以外の他の感覚モダリティも動員して複合的多面的に認識される。「景観」は環境を具体的に表象するという極めて重要な意義を持っており,環境とわれわれとの間を媒介する役割を果たしている。景観をいかに評価するかは,評価主体を問題とすべきである。少なくとも計画当初からの住民参画ははずせない基本である。景観評価や景観形成,さらに町づくりや都市形成の問題を考えるとき,「人と場所との結びつきのダイナミズム」に目を向け,感性をはじめとする主観的定性的情報も把握することが重要である。