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J-GLOBAL ID：200902215363370819   整理番号：09A0709358

ホームまたはオフィスセキュリティのための固有ベクトルスパニング信号部分空間による屋内イベント検出

Indoor Event Detection with Eigenvector Spanning Signal Subspace for Home or Office Security

著者 (3件)： IKEDA Shohei (Keio Univ., Yokohama-shi, JPN) ,  TSUJI Hiroyuki (National Inst. Information and Communications Technol., Yokosuka-shi, JPN) ,  OHTSUKI Tomoaki (Keio Univ., Yokohama-shi, JPN)
資料名： IEICE Transactions on Communications (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers)  (IEICE Transactions on Communications (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： E92-B  号： 7  ページ： 2406-2412  発行年： 2009年07月01日 
JST資料番号： L1369A  ISSN： 0916-8516  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文は,ホームやオフィスへの侵入などの電波受信を利用した,ホームとオフィスのための屋内イベント検出システムを提案する。提案したシステムは,受信機側にアンテナアレイを配置し,このアンテナアレイにより得た固有ベクトルスパニング信号部分空間を使用して侵入などのイベントを検出する。この固有ベクトルは,受信信号強度(RSS)ではなくアンテナアレイへの入射信号の到来方向(DOA)を利用する。従って静的状態では,固有ベクトルの時間分散はRSSのそれよりも小さい。固有ベクトルは,対象とする屋内環境が間欠的および静的,または動的に変化する時だけ変化する。設置コストは少ないが,これは検出範囲が電波の屋内反射と散乱により広く,一対の送信機と受信機だけを使用するためである。実験結果は,提案した方法により,イベントが何も生じない状態と,イベントが生じる状態を明瞭に識別できることを明らかにする。提案した方法は誤警報率が低いため,RSSに基づくシステムよりも高い検出性能を実現する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： セキュリティ ,  *セキュリティシステム ,  事務室 ,  固有ベクトル ,  空間 ,  検出 ,  イベント ,  アレイアンテナ ,  電波 ,  方向 ,  信号特性 ,  位置 ,  警報 ,  システム ,  ホームセキュリティ ,  到来方向 ,  信号強度 ,  屋内 ,  誤警報 ,  変化検出 ,  侵入検知システム
準シソーラス用語： 部分空間 ,  *イベント検出

分類 (2件)： マイクロ波・ミリ波通信  (ND08020W) ,  電気・防災・防犯・昇降機設備,その他の建築設備  (RB06030R)

引用文献 (8件)：

• TERASAKA, K. Human body detection using UWB-IR indoor channel. IEEE Int. Symp. on Pers. Ind. and Mob. Radio Commun., Sept. 2007. 2007
• HATAMI, A. In-building intruder detection for WLAN access. IEEE Pos., Loc. and Nav. Symp., April 2004. 2004, 592-597
• JENG, S. S. Experimental study of antenna arrays in indoor wireless applications. 29th Asilomar Conf. on Sig. Syst., Comput, Oct. 1995. 1995, 2, 766-770
• KRIM, H. Two decades of array signal processing research. IEEE Signal Process. Mag. 1996, 13, 4, 67-94
• DOLPH, C. L. A current distribution for broadside arrays which optimizes the relationship between beam width and side-lobe level. Proc. IRE. 1946, 34, 6, 335-348

タイトルに関連する用語 (6件)： オフィス ,  セキュリティ ,  固有 ,  部分空間 ,  屋内 ,  イベント検出