抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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太陽光発電システム(以下PV(Photovoltaic)システム)の急速な拡大に伴い,特定の配電系統にPVシステムが集中連系された際,系統の電圧上昇による出力変動等の悪影響が懸念される。当社は,2002年12月より独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下NEDO技術開発機構)が実施する「集中連系型太陽光発電システム実証研究」に参画した。系統を安定化させ,出力変動を回避する手段として,鉛蓄電池が有効であると考えられている。鉛蓄電池が長期間有効に安定運用できる方法を検討するため,回復充電頻度や放電深度等,蓄電池寿命に影響を及ぼす因子を選定し,群馬県太田市の実証試験地区において種々条件にて試験を実施した。解体調査から,鉛蓄電池の運用方法は放電深度50%,2週に1回の回復充電を適用すれば,鉛蓄電池の運用可能期間は約12年程度であると考えられた。(著者抄録)