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J-GLOBAL ID:200902215782766927   整理番号:09A1133513

Hsp105βは転写因子STAT3を通してhsp70の遺伝子発現をアップレギュレーションする

Hsp105β upregulates hsp70 gene expression through signal transducer and activator of transcription-3
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資料名:
巻: 276  号: 20  ページ: 5870-5880  発行年: 2009年10月 
JST資料番号: B0206B  ISSN: 1742-464X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Hsp105β媒介性Hsp70の誘導は,熱ショック因子(HSF)ではなく転写因子STAT(シグナルトランスデューサーと転写活性化因子)3により調節されることを示し,Hsp105βは熱ショックを与えた細胞でのHsp70の発現をアップレギュレーションすることを示唆する。Hsp105βの一連のC末端欠失変異体を作出し,この蛋白質のアミノ酸642~662間の領域がhsp70プロモーターの活性化に必要であることを見出した。また,hsp70遺伝子の-206~-187bp間のプロモーター領域がHsp105βによるhsp70プロモーターの活性に必須であり,HSF1ではなくSTAT3がこの領域に直接結合することを示した。Hsp105βの過剰発現は,Tyr705でSTAT3をリン酸化し,INFα処理無しに核への移動を促進した。さらに,siRNAによるHsp105のダウンレギュレーションは熱ショックによるHsp70の発現誘導を低下することを見出した。Hsp105βは細胞内でHsp70による有害なストレスに対する防御の役割を果たしていることを示唆する。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  生物学的機能 

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