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J-GLOBAL ID:200902215805513924   整理番号:09A0966489

自己免疫性中枢神経炎にレニン-アンジオテンシン系が果たす役割

Role of the renin-angiotensin system in autoimmune inflammation of the central nervous system
著者 (11件):
資料名:
巻: 106  号: 35  ページ: 14942-14947  発行年: 2009年09月01日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ミエリン乏突起膠細胞糖蛋白質が誘導する実験的自己免疫性脳脊髄炎(MOG-EAE)にレニン-アンジオテンシン系が果たす役割について検討した。定量RT-PCRによると,MOG-EAEでは炎症性脊髄および免疫系のレニンおよびアンジオテンシンIIタイプ1受容体(AT1R)がアップレギュレーションされた。レニン阻害剤やアンジオテンシン変換酵素の阻害によりレニン-アンジオテンシン系を遮断したとき,およびAT1Rを遮断したとき,MOG-EAEの臨床経過が改善した。AT1Rの遮断はT細胞応答に直接作用するわけではなく,免疫組織や炎症性脊髄のCD11b+抗原提示細胞およびCD11c+抗原提示細胞を減少させた。AT1Rの遮断はCCL2,CCL3,CXCL10の発現を不全にし,CCL2が誘導する抗原提示細胞の遊走を低下させた。レニン-アンジオテンシン系の遮断は多発性硬化症の治療のための新しいターゲットとなりうる。
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免疫反応一般 
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