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J-GLOBAL ID：200902216130533250   整理番号：09A0205942

都市下水処理場から単離した大腸菌株によるフルオロキノロン抗生物質のアセチル化

Acetylation of fluoroquinolone antimicrobial agents by an Escherichia coli strain isolated from a municipal wastewater treatment plant

著者 (5件)： JUNG C.M. (US FDA, AR, USA) ,  HEINZE T.M. (US FDA, AR, USA) ,  STRAKOSHA R. (US FDA, AR, USA) ,  ELKINS C.A. (US FDA, AR, USA) ,  SUTHERLAND J.B. (US FDA, AR, USA)
資料名： Journal of Applied Microbiology  (Journal of Applied Microbiology)
巻： 106  号： 2  ページ： 564-571  発行年： 2009年02月 
JST資料番号： A0635A  ISSN： 1364-5072  CODEN： JAMIFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年,フルオロキノロン抗生物質の臨床利用が拡大し,それに伴ってこの抗生物質の耐性菌もまた増加傾向にある。この研究において,フルオロキノロンを分解または改変する細菌を単離するために,都市下水処理場(WWTP)の廃水を採取し,調べた。アーカンソー州のあるWWTPの好気性廃水から,5種のフルオロキノロン類耐性大腸菌を単離した。この株はgyrA及びparC遺伝子のキノロン耐性決定領域において変異を保持することを見い出した。さらに,この単離菌はアセチルトランスフェラーゼ遺伝子aax(6′)-Ib-crを含み,アセチル化によりシプロフロキサシンおよびノルフロキサシンを完全に転換することをHPLC/質量分析により示した。これらの結果から,WWTP廃水から単離した大腸菌は少なくとも2つの異なるフルオロキノロン耐性メカニズムを保持することを示した。

シソーラス用語： *キノロン系抗細菌薬 ,  下水処理施設 ,  アセチル化 ,  *大腸菌 ,  下水 ,  *遺伝子 ,  薬物耐性 ,  アセチルトランスフェラーゼ ,  耐性菌 ,  脂環式化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族フッ素化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  ケト酸 ,  gyrA遺伝子 ,  parC遺伝子 ,  薬剤耐性菌 ,  *薬物耐性遺伝子 ,  *微生物
準シソーラス用語： *フルオロキノロン系抗菌薬

分類 (3件)： 抗生物質の薬理一般  (GX05010R) ,  微生物の生化学  (EG03020N) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

物質索引 (2件)： シプロフロキサシン塩酸塩 ,  ノルフロキサシン

タイトルに関連する用語 (8件)： 都市 ,  下水処理場 ,  単離 ,  大腸 ,  菌株 ,  フルオロキノロン ,  抗生物質 ,  アセチル化