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J-GLOBAL ID：200902216157869668   整理番号：09A0743500

連結管を有する二相熱サイフォンでの熱輸送の作動限界(加熱面温度変動とフローパターン)

Operating limit of heat transport in two-phase thermosyphon with connecting pipe (heated surface temperature fluctuation and flow pattern)

著者 (2件)： INOUE Toshiaki (Dep. of Mechanical Engineering, Kurume Inst. of Technol., 2228 Kamitsu, Kurume, Fukuoka 830-0052, JPN) ,  MONDE Masanori (Dep. of Mechanical Engineering, Saga Univ., 1 Honjo, Saga 840-8502, JPN)
資料名： International Journal of Heat and Mass Transfer  (International Journal of Heat and Mass Transfer)
巻： 52  号： 19-20  ページ： 4519-4524  発行年： 2009年09月 
JST資料番号： C0390A  ISSN： 0017-9310  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大気圧で作動流体として水を用いて,断熱連結管を有する二相熱サイフォンで熱輸送現象に関する実験を行った。熱サイフォンには上部液体チャンバと低部蒸気チャンバがあり,これらを断熱管で連結した。低部蒸気チャンバの底部には水平上向き加熱面を取付けた。連結管のサイズについては,内径D_p=2,3,4,5,6および8mm,長さL=250,500および1000mmとした。熱サイフォンに熱を供給すると,加熱面の温度は熱流束で変動し始め,これにより連結管で不安定な蒸気-液体向流が生ずる。温度変動を開始したとき,連結管上端で気泡を撮影した。温度変動開始時の熱流束はD_pの増加につれて増加し,これについては式(1)で十分予測できることを明らかにし,またこの式はWallis[G.B.Wallis,One dimensional two-phase flow,McGraw Hill,New York,1969]の示したフラッディング速度をベースに導いたことを示した。さらにこの変動の原因については連結管の入口効果から生ずることを明らかにし,またこの結果については連結管の底端あるいは両端に取付けたベルマウスを用いて実証した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *熱サイフォン ,  *気液二相流 ,  *限界条件 ,  熱流束 ,  管内流 ,  フラッディング ,  温度変動 ,  気泡 ,  伝熱面 ,  加熱器 ,  *流れ分布 ,  接続 ,  凝縮器 ,  蒸発器 ,  熱伝達 ,  *熱流力特性 ,  水
準シソーラス用語： 作動流体 ,  接続部

分類 (2件)： 熱交換器,冷却器  (PA03020G) ,  不均質流  (BC02060J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 連結管 ,  熱サイフォン ,  熱輸送 ,  限界 ,  フローパターン