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J-GLOBAL ID：200902216186325014   整理番号：08A0807924

QCM上に固定した細胞膜モデルの分解を基とする内分泌かく乱化学物質の検出のためのバイオセンサとそのノニルフェノールの検出への応用

Biosensor for the Detection of Endocrine Disrupting Chemicals Based on the Degradation of Cell Membrane Model Immobilized on QCM and its Application to the Detection of Nonylphenol

著者 (2件)： NAKANE Yuko (Soka Univ., Tokyo, JPN) ,  KUBO Izumi (Soka Univ., Tokyo, JPN)
資料名： 電気化学および工業物理化学  (Electrochemistry)
巻： 76  号： 8  ページ： 535-537  発行年： 2008年08月05日 
JST資料番号： G0072A  ISSN： 1344-3542  CODEN： EECTFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 内分泌かく乱化学物質(EDC)の検出のために,EDCによる細胞膜モデルの分解を基とする新しいバイオセンサを提案した。細胞膜モデルとして,リポソームクラスタをカチオン性リポソームと膜蛋白質バクテリオロドプシンとから調製した。イオン性アルキルチオールによる水晶マイクロバランス(QCM)上へのクラスタ固定によるEDC検出のためのバイオセンサを作製した。代表的なEDCとしてノニルフェノールを調べた。このセンサは1.0ppb~1.0ppmの範囲のノニルフェノールを検出した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *細胞膜 ,  *分解 ,  *内分泌撹乱物質 ,  検出 ,  *バイオセンサ ,  リポソーム ,  クラスタ ,  カチオン ,  膜タンパク質 ,  バクテリオロドプシン ,  チオール ,  *微量天秤 ,  固定 ,  *フェノール類 ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジグリセリド ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  無機酸エステル ,  第四アンモニウム ,  アミノアルコール ,  *細胞内膜系 ,  *化学物質 ,  薄膜 ,  二分子層 ,  脂質膜 ,  層 ,  多分子層 ,  多層 ,  脂質二分子膜
準シソーラス用語： ミクロバランス

分類 (2件)： 分析機器  (CC02020S) ,  芳香族単環フェノール類・多価フェノール  (CF05090V)

物質索引 (4件)： 2-ノニルフェノール ,  DOPC ,  DOTAP ,  p-ノニルフェノール

引用文献 (9件)：

• 1) S. M. Rodriguez, M. J. Lopez de Alda, and D. Barcelo, Anal. Bioanal. Chem., 386, 1025 (2006).
• 2) P. Cliquet, E. Cox, W. Haasnoot, E. Schacht, and B. M. Goddeeris, J. Agric. Food Chem., 51, 5835 (2003).
• 3) I. Kubo, I. Koltover, and C. Safinya, TECHNICAL REPORT OF IEICE, CPM98-39 OME98-37, 21 (1998) [in Japanese].
• 4) Y. Nakane and I. Kubo, Colloids. Surf. B: Biointerfaces, in press.
• 5) United Nations Environment Programme. Regionally Based Assessment of Persistent Toxic Substances-South East Asia and South Pacific Regional report, p. 40 (2002).

タイトルに関連する用語 (8件)： QCM ,  細胞膜 ,  モデル ,  分解 ,  内分泌かく乱化学物質 ,  バイオセンサ ,  ノニルフェノール ,  応用