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J-GLOBAL ID:200902216205236966   整理番号:09A0187595

ファイトトキシンのタクストミンA(thaxtominA)を用いたバレイショ品種Iwaの体細胞選抜によるバレイショそうか病抵抗性の増強

Enhanced resistance to common scab of potato through somatic cell selection in cv. Iwa with the phytotoxin thaxtomin A
著者 (7件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 137-144  発行年: 2009年02月 
JST資料番号: B0446B  ISSN: 0032-0862  CODEN: PLPAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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バレイショそうか病の病原菌Streptomyces spp.が生産するファイトトキシン,タクストミンAを体細胞選抜剤に用いてバレイショのそうか病抵抗性の強化を企図した。タクストミンAを選抜剤とした体細胞選抜でバレイショ品種Iwaの細胞コロニー113個を回収し,それから1回の継代培養で39個の再分化植物を得た。温室内で再分化植物の罹病性を病巣の塊茎表面被覆程度および無発病塊茎割合で評価し,親品種に比べてそうか病抵抗性が有意に高い13個の変異体を得た。抵抗性最高の変異体は病害評点が親品種のそれより平均85~86%低く,また病巣の塊茎表面被覆程度が91~92%低かった。病害抵抗性変異体はタクソトミンAに対して摘採小葉検定と塊茎薄片検定で反応が異なった。したがって毒素耐性の選抜においてタクストミンAによる細胞選抜の成功度に限界があることおよびタクストミンA耐性は必ずしも病害抵抗性誘導の駆動因子ではないことが示唆された。個々の変異体において小葉と塊茎の検定間で壊死評点に差異があったことからタクストミンA耐性は組織差別的に発現すると示唆された。温室内で行った収量評価では病害抵抗性変異体の大多数が親品種と同等の塊茎収量を示し,この選抜が収量に負に作用することはないと示唆された。
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分類 (3件):
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いも類  ,  菌類による植物病害  ,  作物の品種改良 
物質索引 (1件):
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