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J-GLOBAL ID：200902216409117770   整理番号：09A0496926

ヨーロッパポプラにおける秋季老化の制御

The Control of Autumn Senescence in European Aspen

著者 (6件)： FRACHEBOUD Yvan (Umea Univ., Umea, SWE) ,  LUQUEZ Virginia (Umea Univ., Umea, SWE) ,  BJOERKEN Lars (Umea Univ., Umea, SWE) ,  SJOEDIN Andreas (Umea Univ., Umea, SWE) ,  TUOMINEN Hannele (Umea Univ., Umea, SWE) ,  JANSSON Stefan (Umea Univ., Umea, SWE)
資料名： Plant Physiology  (Plant Physiology)
巻： 149  号： 4  ページ： 1982-1991  発行年： 2009年04月 
JST資料番号： C0606A  ISSN： 0032-0889  CODEN： PLPHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 葉の老化は巨大分子の連続的分解と栄養素の回収に関与する高度に制御されたプロセスである。天然林で生育した樹木,および種々の光条件下の温室で生育させたクローン樹木におけるクロロフィルの分解をモニターすることによって,ヨーロッパポプラ(Populus tremula,ハコヤナギ属)における秋季老化の開始,進行および自然変動を調べた。日長時間の短縮によって秋季老化を開始させたが,地域的個体群内および種々の個体群に由来する樹木における老化の開始には大きな変動があり,緯度や起源と相関していることがわかった。老化開始の変動は,着芽の変動よりはるかに大きかった。秋季老化は一旦開始すると低温や長夜によって促進され,遅く老化を開始したクローンは速く老化した。着芽と秋季老化は二つの独立した臨界日長の制御下にあったが,着芽後一定期間老化は開始できず,秋季老化を起こすために樹木が光周期性トリガーに応答する力を獲得するには,着芽と成長の停止が重要であることがわかった。

シソーラス用語： *ハコヤナギ属 ,  *老化 ,  樹木 ,  クロロフィル ,  分解 ,  *日長反応 ,  *温度依存性 ,  芽 ,  植物成長 ,  *Populus tremula ,  植物生理
準シソーラス用語： クローン樹木 ,  秋季老化

分類 (2件)： 植物生理学一般  (EH02010Y) ,  森林植物学  (FF02020E)

タイトルに関連する用語 (4件)： ヨーロッパ ,  ポプラ ,  秋季 ,  老化