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J-GLOBAL ID:200902216427510047   整理番号:08A0202228

バイオマス熱分解中のアルカリおよびアルカリ土類金属種の揮発に対する揮発分-チャー相互作用の影響

Effects of volatile-char interactions on the volatilisation of alkali and alkaline earth metallic species during the pyrolysis of biomass
著者 (3件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 1187-1194  発行年: 2008年06月 
JST資料番号: C0023A  ISSN: 0016-2361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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流動層ガス化炉の重要な特徴は揮発分とチャーが連続的に接触することにある。この研究の目的は揮発分-チャー相互作用が2種類のさとうきび産業廃棄物,バガスと絞りかす,の熱分解中にアルカリおよびアルカリ土類金属(AAEM)種の揮発に与える影響を実験で調べることにある。この基礎的研究のために二段石英流動層/固定層反応器を用いた。その結果,特に揮発分-チャー相互作用でチャー重量がさらに減少する場合は,揮発分-チャー相互作用によりAAEM種がさらに揮発すると推測した。バイオマス中の一価金属NaおよびKは二価金属MgおよびCaとは異なる挙動を示した。主としてバイオマスと石炭の構造の違いからバイオマス中のAAEM種が褐炭中のAAEM種とは明らかに異なった挙動を示すことが実験の結果で明らかとなった。バイオマスガス化技術の開発をすすめるうえで,バイオマスの特別な熱化学的特性を考慮する必要がある。さらに,さとうきびのバガスと絞りかすの微細構造が異なることが一因で,たとえ同じ地区で育ったバガスと絞りかすであっても,まったく異なった挙動を示すことを明らかにした。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物燃料及び廃棄物燃料 

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