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J-GLOBAL ID：200902216468216714   整理番号：08A0582606

北陸新幹線き電回路における第7次高調波電流拡大の原因と対策について

About the cause and measures of the 7’th harmonic current propagation in the Hokuriku Shinkansen feeding circuit

著者 (3件)： 徳嵩真司 (JR東日本) ,  滝沢英明 (JR東日本) ,  皆藤貴志 (JR東日本)
資料名： 電気学会交通・電気鉄道研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： TER-08  号： 7-12  ページ： 1-5  発行年： 2008年05月29日 
JST資料番号： S0865C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北陸新幹線新坂城変電所は,軽井沢~長野間約80km区間を走る新幹線電車に電力を供給している。当初想定した電車はサイリスタ・ダイオード混合ブリッジ車両(200系)であったので,変電所に力率改善用並列コンデンサを設置した。しかし,実態は力率がほぼ1に近いPWM制御車両(E2系)が走っているため,力率改善コンデンサの効果及び必要性の検証を行った。試験の結果,コンデンサを分離すると第7次高調波電流が拡大した。本稿は,CR装置の影響によるものと考え,回路常数等の入念な検討が必要であると述べた。

シソーラス用語： *新幹線 ,  *高調波電流 ,  電力コンデンサ ,  力率補償 ,  鉄道車両性能 ,  インバータ ,  PWM制御 ,  高調波抑制 ,  饋電回路 ,  電気障害 ,  電気振動 ,  電流測定 ,  高調波フィルタ
準シソーラス用語： PWMインバータ ,  *北陸新幹線

分類 (1件)： 電力変換器  (NB08030B)

引用文献 (6件)：

• K.Nishimura, S.Wada, H.Takizawa, K.yamashita, S.’Ibkutake:“The Hokuriku Shinkansen, effect verifications of a parallel capacitor in Shinsakaki Substation”, The Papers of Technical Meeting on Transportation and Electric Railway, IEEJapan, TER 07 14-22 pp. 7-12(2007) 西村一実, 和田信一, 滝沢英明, 山下聖明, 徳嵩真司:「北陸新幹線、新坂城変電所における並列コンデンサの効果検証」, 交通・電気鉄道研究会 電気学会研究会資料, TER 07 14~22 pp. 712 (2007年)
• 原子力安全・保安院:「高圧又は特別高圧で受電する需要家の高調波抑制対策ガイドライン」, p. 3 (1994年)
• 日本電気協会、電気技術基準調査委員会二「高調波抑制対策技術指針」, 電気技術指針 高調波編, JEAG 9702 1995 pp. 6~9, pp92~94 (1995年)
• 持永 芳文, 吉田 順重, 久水 泰司, 岩沢 誠栄, 高島 常雄:「在来線交流き電回路における高調波共振抑制装置構成の最適化」, 電気学会 交通・電気鉄道研究会資料, 資料番号. TER-89-14, pp. 37-46 (1989年)
• 電気鉄道ハンドブック編集委員会:「電気鉄道ハンドブック」, pp. 135-136, コロナ社 (2007年)

タイトルに関連する用語 (6件)： 北陸新幹線 ,  き電回路 ,  高調波電流 ,  拡大 ,  原因 ,  対策