文献
J-GLOBAL ID:200902216576601616   整理番号:09A0033360

アルゴリズム構築能力育成の導入教育:実作業による概念理解に基づくアルゴリズム構築体験とその効果

Introductory Education for Algorithm Construction: Understanding Concepts of Algorithm through Unplugged Work and Its Effects
著者 (4件):
資料名:
巻: 49  号: 10  ページ: 3409-3427  発行年: 2008年10月15日 
JST資料番号: Z0778B  ISSN: 1882-7837  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
一般情報教育の一環として実施するプログラミング教育においては「与えられた課題を理解・分析して,それを手順に分解・詳細化し,プログラムとして記述可能なアルゴリズムを組み立てる」という「アルゴリズム構築能力」をどのような方法で育成するかが課題となる。本論文では,アルゴリズムの概念を体感的に理解させるための導入教育を行うことにより,効果的にアルゴリズム構築能力を育成するという教育方法を提案し,その効果を検証した。提案方法における導入教育では,学習者に手作業でアルゴリズムを実行・理解させ,その体験を忠実にプログラミングさせる。その際,使用した教具を抽象データ型として用意し,手作業によるアルゴリズムをそのまま実行可能なプログラムとして記述できるようにした。これにより,学習者が理解したアルゴリズムを自力でプログラミングすることが可能になった。高校と大学で実験授業を行ったところ,演習に高い意欲を持って取り組ませることができ,受講者全員が挿入法による整列プログラムを作成できた。演習の実施後に受講者が取り組んだ自由作品制作の結果から,受講者にアルゴリズム構築能力が身についていることも確認できた。さらに,1)演習によって,人間とコンピュータそれぞれの情報処理の特性と関連付けたアルゴリズム概念の理解が得られること,2)アルゴリズム概念の理解が,アルゴリズムの構築における分析や詳細化の段階の重要性を認識させること,3)プログラミング言語として,Squeak eToysを拡張した「ことだまon Squeak」を用いたことが,演習を円滑に実施できた要因の1つであること,が分かった。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
技術教育  ,  計算機システム開発 
引用文献 (16件):
もっと見る

前のページに戻る