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J-GLOBAL ID:200902216654550055   整理番号:09A1246496

β-ジエステルチタンエノラートのカルボニル基質との縮合 DFTおよび実験との連携研究

Condensation of -Diester Titanium Enolates with Carbonyl Substrates: A Combined DFT and Experimental Investigation
著者 (7件):
資料名:
巻: 15  号: 43  ページ: 11537-11550  発行年: 2009年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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チタン誘導体(IV)は有機合成反応では有効な触媒で,特にTiCl4-Et3N触媒系はアルドール縮合および関連反応でチタンエノラートを生成させるのに広く活用されている。チタンエノラートは反応混合物から直接生成させる。最近,TiCl4およびEt3N存在下でのイソブチルアルデヒド,インドールおよびマロン酸ジメチルのワンポット三分子縮合が開発された。この三分子反応の反応機構が提示され,チタン促進のKnoevenagel縮合,引き続いてのMichael付加で進むとされているが,チタンの役目が明確に解明されていない。そこで,ジアルキルβ-ジエステルである3種のマロン酸ジエステルと種々のアルデヒドとのEt3N存在下でのTiCl4促進縮合をDFTアプローチとNMR,IRおよびUV/可視分光法を含む実験方法とによって調べた。種々の可能性のある反応経路について取り上げ,その分子エネルギー分布側面を評価して,可能性のある反応機構を見つけ出した。理論結果と実験的証拠から,次の三段階機構を提示した。即ち,エノラートイオンのTi誘導形成,エノラートイオンおよびアルデヒドの両者のチタンへの配位とそのアルドール反応,そしてチタニル錯体による水の分子内脱離である。提示反応機構仮説から,この反応でのチタン(IV)の中枢的重要性を良く理解することができた。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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脂肪族カルボン酸エステル・カルボン酸無水物・酸ハロゲン化物・アシルペルオキシド  ,  その他の触媒 
物質索引 (5件):
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