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J-GLOBAL ID:200902216697686350   整理番号:09A0100663

アルカリ原子表面散乱におけるスピン交換動力学

Dynamics of spin exchange in alkali atom-surface scattering
著者 (3件):
資料名:
巻: 40  号: 13  ページ: 1705-1708  発行年: 2008年12月 
JST資料番号: E0709A  ISSN: 0142-2421  CODEN: SIANDQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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固体の最上層におけるスピンの動的空間-時間相関は,反応,触媒作用,摩擦などの表面現象を理解する上で最も重要な特性の1つである。表面の最上層でのスピン相関を研究するため,著者らは磁性表面でのスピン分極したアルカリ原子の散乱を用いる新しい実験法を開発して研究を進めてきた。この報文では,共鳴電荷移動に焦点を合わせた。共鳴電荷移動過程においてモデルターゲット表面Fe(001)で散乱されるスピン分極アルカリ金属原子(K,Rb,Cs)の残存確率のスピン依存性を研究した。大多数と少数の表面スピン状態密度の差をNewns-Andersonハミルトニアンに基づく理論モデルによりシミュレーションした。大多数のスピンに沿ってスピン分極した原子の残存確率は,原子レベルの寿命を横切る相互作用時間の減少に対し急激に増加した。一方小数のスピンに沿ったスピン分極の原子の残存確率は無視しうるほど小さかった。この結果は,従来の方法では困難な,金属表面のFermiエネルギー以上のスピン状態密度にスピン分極原子表面散乱に極めて敏感であることを示唆した。
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分類 (2件):
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分子(原子)ビームとの相互作用  ,  固-気界面一般 
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