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J-GLOBAL ID：200902216734426843   整理番号：08A0565609

平均原子時間スケールアルゴリズムにおけるレートシフトの改善

Improvement of Rate Shift in Average Atomic Time Scale Algorithm

著者 (2件)： HANADO Yuko (National Inst. Information and Communications Technol., Tokyo, JPN) ,  HOSOKAWA Mizuhiko (National Inst. Information and Communications Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 47  号： 4 Issue 1  ページ： 2294-2299  発行年： 2008年04月25日 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 平均原子時間スケールアルゴリズムにおいて我々は,いくらかの時計での大きい急なレートシフトの影響を抑制する新方法を開発した。その方法は二点を必要とする。一つは時計レートチェックプロセスを加えることである。不良時計の重みは,もしその最も遅いレートが過去のレートから大きく変わるなら強制してゼロにする。他は時計の重みづけ自体を変えることである。Allan偏差の二乗への逆比例重みづけは,標準的方法の一つであると思われるが,時間スケールを不適当な時計の強調によって時折不安定にすることが分かった。我々は他の二つのゆるい重みづけ,すなわちAllan偏差への一様な重みづけと逆比例重みづけを採用した。我々は上の2ステップを,情報通信研究機構(NICT)での16のCs原子時計のシミュレーションで試験した。そして平均原子時間スケールの標準アルゴリズムの安定性での成功した改善を示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 原子 ,  時間 ,  計算機アルゴリズム ,  *原子時計 ,  比率 ,  移動 ,  重みづけ ,  統計量 ,  セシウム ,  シミュレーション ,  安定性 ,  偏差 ,  *測時機
準シソーラス用語： レート

分類 (1件)： 時計  (QF03000A)

引用文献 (13件)：

• Resolutions 1 of 13th Gen. Conf. Weights and Measures (CGPM), 1967.
• Rec. ITU-R TF.686-2, 2002, p. 3.
• C. Audoin and B. Guinot: The Measurement of Time (Cambridge University Press, Cambridge, U. K., 2001) p. 38.
• Y. Hanado, M. Imae, M. Aida, M. Hosokawa, H. Ito, F. Nakagawa. and Y. Shimizu: J. Commun. Res. Lab.50(2003) No.1/2, 155.
• C. Thomas, P. Wolf, and P. Tavella: “Time scales”, BIPM Monographie, 1994, 94/1, p. 23.

タイトルに関連する用語 (6件)： 平均 ,  原子 ,  時間スケール ,  アルゴリズム ,  レート ,  シフト