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J-GLOBAL ID：200902216827661680   整理番号：08A0839975

異なる楕円率値の軌道を回る円柱周りの流れに関する数値シミュレーション

Numerical simulation of flow around an orbiting cylinder at different ellipticity values

著者 (1件)： BARANYI L. (Dep. of Fluid and Heat Engineering, Univ. of Miskolc, H-3515 Miskolc-Egyetemvaros, HUN)
資料名： Journal of Fluids and Structures  (Journal of Fluids and Structures)
巻： 24  号： 6  ページ： 883-906  発行年： 2008年08月 
JST資料番号： T0480A  ISSN： 0889-9746  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報では軌道運動を行う円柱周りの低Reynolds数流れ(Re=120-180)に関する数値シミュレーションについて扱った。Navier-Stokes方程式,圧力Poisson方程式および連続性は,軌道を回る円柱に固定した非慣性系での原始変数で記述し,有限差分法で解いた。0から1.2までの楕円率値(完全な円から純粋の直線振動,そしてそれを超えたとこまで)について考えた。力係数あるいはエネルギー伝達の時間平均あるいは二乗平均平方根値を楕円率に対してプロットしたとき,状態の突然の変化(ジャンプ)が見られた。ジャンプ前およびジャンプ後解析を,リミットサイクル,時間履歴,位相角および流れ分布を調べることで行った。これによって,楕円率が非圧縮性流体と軌道経路に従うことを強制されている円柱の間のエネルギー伝達に大きな影響を与えること,また横運動振幅の小さな変化が劇的な影響を与えうることがわかった。位相角はジャンプ時に約180°ほど変化した。さらに軌道の方向について調べたが,これは揚力だけの時間平均値に関する状態曲線に影響し,また初期条件の影響は状態曲線の変化が伴わなくてもジャンプ位置を変えることになる。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *物体の周りの流れ ,  *円柱 ,  *楕円軌道 ,  計算機シミュレーション ,  Navier-Stokes方程式 ,  差分法 ,  エネルギー移動 ,  リミットサイクル ,  非定常流 ,  Reynolds数
準シソーラス用語： エネルギー伝達 ,  低Reynolds数

分類 (1件)： 物体の周りの流れ  (BC02040N)

タイトルに関連する用語 (4件)： 楕円率 ,  軌道 ,  円柱周りの流れ ,  数値シミュレーション