抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2005年から2007年にかけてコンクリート用再生骨材に関する日本工業規格(JIS)が制定され,今後その需要が拡大していく状況下にある。これに伴い,コンクリート用再生骨材の効率的な品質管理が重要となるが特に再生骨材の塩化物濃度の検査には各種薬品や試験装置等が必要となることから,現場等で簡易に塩化物濃度の検査が出来る手法の開発が求められている。そこで,本研究においては,再生粗骨材中の塩化物を効率的に抽出し,抽出した塩化物の定量に試験紙タイプの塩化物濃度測定計を用いる簡易手法の適用性について検討を実施した。この結果,簡易手法で求めた塩化物濃度より,再生骨材の塩化物濃度の管理指標である全塩化物濃度を推定でき,現場等における再生粗骨材の塩化物濃度の簡易評価手法として応用できることが明らかとなった。(著者抄録)