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J-GLOBAL ID：200902217139086407   整理番号：09A0596320

有限差分格子ボルツマン法によるキャビティトーンの直接シミュレーション

Direct simulations of cavity tones by the Finite Difference Lattice Boltzmann Method

著者 (2件)： TSUTAHARA Michihisa (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  TAJIRI Shinsuke (Kobe Univ., Kobe, JPN)
資料名： Progress in Computational Fluid Dynamics  (Progress in Computational Fluid Dynamics)
巻： 9  号： 3/5  ページ： 194-200  発行年： 2009年 
JST資料番号： W1390A  ISSN： 1468-4349  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： キャビティトーンは高速走行車両の空力騒音に関係する重要な空気力学現象であり最も重要な要因はキャビティの後縁部分から離脱するせん断層の不安定性であることが知られている。この特性は更に先端部で発生する音響により影響されるがその詳細は不明である。そこで有限差分格子ボルツマン法を用いた2次元キャビティトーンの直接シミュレーションを実行した。流れのマッハ数は0.2とした。音響放射は単一音源形状となりDoppler効果も問題となる。この音響周波数は渦及び端部の干渉に基づいた単純フィードバック系に基づいた理論的予測結果と一致することを示した。音響放射には幾つかのモードが存在しており音圧の近傍場は等エントロピー的ではないことを示した。

シソーラス用語： 差分法 ,  流動解析 ,  格子模型 ,  複合技術 ,  *空洞 ,  音場 ,  *音響発生 ,  計算機シミュレーション ,  騒音 ,  騒音抑制 ,  剪断層 ,  不安定性 ,  Mach数 ,  音源 ,  Doppler効果 ,  渦 ,  干渉 ,  *格子Boltzmann法 ,  空力騒音 ,  直接数値シミュレーション ,  解析 ,  計算機利用 ,  利用 ,  抑制
準シソーラス用語： 有限差分法

分類 (2件)： 流体波,流体振動  (BC02050Y) ,  音響の励起・発生  (BB03020V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 差分 ,  格子ボルツマン法 ,  キャビティ ,  トーン ,  シミュレーション