抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本記述は,ナス栽培の省力化と施肥量の削減が同時にできる養液土耕栽培において,露地栽培でも導入可能な簡易液肥混入器用いた養液土耕によるナスのトンネル早熟栽培についてまとめたものである。この設備は灌水チューブの前に簡易液肥混入器を設置し,水と液肥を混ぜた培養液を灌水チューブにより株元に供給するものである。また価格は6万円/10aと安価であり,2日に1度22分間の給液管理で済む計算となり畝間に水も貯まらず生育が可能である。慣行栽培を対照とした現地試験の結果,養液土耕区の収量は慣行区の約30%増量となり,肥料費は約40%減り,作業時間も短縮することができ,システムの有効性を実証することができた。