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J-GLOBAL ID：200902217223443746   整理番号：08A1243383

マガキ成貝飼育海水への採苗器の浸漬条件が幼生付着率に及ぼす影響

Influence of presoaking conditions of spat collectors in seawater containing adult Pacific oysters (Crassostrea gigas) on their larval settlement

著者 (4件)： 平田靖 (広島県立総合技術研究所水産海洋技術センター) ,  平田靖 (広島大学大学院生物圏科学研究科) ,  田村義信 (広島県立総合技術研究所水産海洋技術センター) ,  長澤和也 (広島大学大学院生物圏科学研究科)
資料名： 日本水産学会誌
巻： 74  号： 6  ページ： 1017-1023 (J-STAGE)  発行年： 2008年 
JST資料番号： F0898A  ISSN： 0021-5392  CODEN： NSUGAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マガキ幼生の付着率を高めるため採苗器を前もって成貝飼育海水に浸漬する方法において,浸漬時の水温,海水あたりの成貝数,浸漬時間および成貝への給餌の影響を,ホタテガイ殻小片への付着期幼生の付着率によって調べた。付着率は,浸漬時の水温,海水あたりの成貝数および浸漬時間の増加にしたがって増加する傾向を示したが,給餌の影響は認められなかった。採苗器を浸漬する海水中のアンモニア態窒素濃度と浸漬時間の積値が,20mg/L・hour程度であれば最大の付着率を得られると考えられた。(著者抄録)

シソーラス用語： *マガキ ,  漁具 ,  採苗 ,  浸漬 ,  *幼生 ,  付着 ,  海水 ,  海水温 ,  生息密度 ,  給餌 ,  食餌効果 ,  アンモニア態窒素 ,  海中
準シソーラス用語： Crassostrea gigas ,  *採苗器 ,  生物付着

分類 (1件)： 増養殖設備  (FH04030J)

引用文献 (18件)：

• 1) Akashige S. Growth and reproduction of triploid Japanese oysters in Hiroshima Bay. In: M. Hoshi M, Yamashita O (eds). Advances in Invertebrate Reproduction 5. Elsevier Science, Amsterdam. 1990; 461-468.
• 2) 赤繁 悟,伏見 徹.広島県海域における三倍体マガキの成長,生残とグリコーゲン含量.日水誌 1992; 58: 1063-1071.
• 3) 赤繁 悟,楠木 豊.人為三倍体マガキの作出条件および三倍体幼生の生残. 広水試研報 1996; 19: 1-20.
• 4) Jones GG, Jones BL. Advances in the Remote Setting of Oyster Larvae. Aquaculture Association of British Columbia, Canada. 1988; 1-45.
• 5) Gillmor RB, Arakawa KY. Some field experiments on setting in Crassostrea gigas (Thunberg) (preliminary report). Bull. Hiroshima Fish. Exp. Sta. 1976; 6-7: 37-51.

タイトルに関連する用語 (7件)： マガキ ,  貝 ,  飼育 ,  海水 ,  採苗器 ,  浸漬 ,  幼生