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J-GLOBAL ID：200902217233019187   整理番号：09A0301253

低立体規則性ポリオレフィンの特長とその用途展開

著者 (3件)： 武部智明 (出光興産) ,  南裕 (出光興産) ,  金井俊孝 (出光興産)
資料名： 成形加工  (プラスチック成形加工学会誌)
巻： 21  号： 4  ページ： 202-207  発行年： 2009年03月20日 
JST資料番号： L3123A  ISSN： 0915-4027  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： シリレン二架橋錯体触媒を用いて低立体規則性に制御したステレオランダムなポリプロピレン(PP),ポリブテン-1の合成と,それらの特性を概説し,その特性を生かした用途例について解説した。立体規則性を制御することでポリオレフィンの結晶性を要求に合わせて制御できる。PPは低立体規則性領域で,透明性,柔軟性,低タック性,相溶性に優れた樹脂になる。それらの結晶化挙動と引張特性について解説した。代表的な用途には,使い捨て紙おむつ,生理用品,衣料素材などに使用される弾性不織布,従来のPPへ配合して性能改良した二軸延伸PPフィルムなどがある。

シソーラス用語： *立体規則性 ,  *ポリオレフィン ,  制御 ,  特性 ,  利用 ,  結晶度 ,  性質 ,  柔軟性 ,  相溶性 ,  結晶化 ,  不織布 ,  延伸 ,  プラスチックフィルム ,  構造解析
準シソーラス用語： 透明性 ,  用途 ,  二軸延伸

分類 (2件)： ポリオレフィン  (YH07090L) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

引用文献 (20件)：

• MALLIN, D. T. J. Am. Chem. Soc. 1990, 112, 2030
• COATES, G. W. Science. 1995, 267, 217
• HAUPTMAN, E. J. Am. Chem. Soc. 1995, 117, 11586
• RIEGER, B. Polym. Mater. Sci. Eng. 1999, 80, 51
• DIETRICH, U. J. Am. Chem. Soc. 1999, 121, 4348

タイトルに関連する用語 (5件)： 立体規則性 ,  ポリオレフィン ,  特長 ,  用途 ,  展開