文献

J-GLOBAL ID：200902217304935635   整理番号：08A0813314

半金属強磁性体:バンド構造から多体効果へ

Half-metallic ferromagnets: From band structure to many-body effects

著者 (7件)： KATSNELSON M. I. (Radboud Univ. Nijmegen, Nijmegen, NLD) ,  IRKHIN V. Yu. (Inst. Metal Physics, Ekaterinburg, RUS) ,  CHIONCEL L. (Graz Univ. Technol., Graz, AUT) ,  CHIONCEL L. (Univ. Oradea, Oradea, ROM) ,  LICHTENSTEIN A. I. (Univ. Hamburg, Hamburg, DEU) ,  DE GROOT R. A. (Radboud Univ. Nijmegen, Nijmegen, NLD) ,  DE GROOT R. A. (Zernicke Inst. Advanced Materials, Groningen, NLD)
資料名： Reviews of Modern Physics  (Reviews of Modern Physics)
巻： 80  号： 2  ページ： 315-378  発行年： 2008年04月 
JST資料番号： D0518A  ISSN： 0034-6861  CODEN： RMPHAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 半金属強磁性体の電子構造の実験および理論研究を解説した。1スピン射影では半導体,そうでなければ金属であるため,これら物質はスピントロニクスの有望な材料である。半金属強磁性体を電子構造と化学結合によって分類した。電子-マグノン相互作用の効果とこの効果が磁気,スペクトル,熱力学,輸送特性にどのように現れるか考察した。エネルギーギャップ中,非準粒子状態の出現がその電子構造における多体的な特徴の現れとして論じた。相関d電子の最新の電子計算を論じた,ホイスラー合金,閃亜鉛鉱型構造化合物,CrO₂,Fe₃O₄の例を解説した。

シソーラス用語： *半金属 ,  半導性 ,  金属性 ,  スピントロニクス ,  マグノン ,  エネルギーギャップ ,  電子相関 ,  *ホイスラー合金 ,  閃亜鉛鉱型結晶 ,  *酸化クロム ,  *酸化鉄 ,  磁鉄鉱 ,  多体問題 ,  巨大磁気抵抗効果 ,  *バンド構造 ,  *強磁性体 ,  Hubbard模型 ,  s-d相互作用 ,  密度汎関数法 ,  状態密度 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  磁気モーメント

分類 (2件)： 金属結晶の電子構造  (BM02050C) ,  金属結晶の磁性  (BM06040T)

タイトルに関連する用語 (3件)： 半金属強磁性体 ,  バンド構造 ,  多体効果