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J-GLOBAL ID:200902217314639783   整理番号:09A1044870

骨細胞間の非対称細胞間コミュニケーション カルシウムシグナリングの伝播

Asymmetric intercellular communication between bone cells: Propagation of the calcium signaling
著者 (6件):
資料名:
巻: 389  号:ページ: 495-500  発行年: 2009年11月20日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リモデリングによる骨の機能上の順応は,骨基質中の骨細胞による機械刺激の感知と多くの細長い骨細胞突起を伴う骨細胞・骨細管系を通じたそれらの骨リモデリング活性を調節するための骨表面の破骨細胞/骨芽細胞へシグナルの伝達において,重大な意味を持つ役割を果たすと信じられている,骨細胞の調和した活性により達成される。本研究において我々は,特にその方向性に焦点を当てつつ,機械刺激に対するカルシウムシグナリング反応と,近隣細胞(NC)へのその伝播のin vitroでの観察を通じて,骨細胞間の細胞間コミュニケーションを調べた。直接的機械刺激をニワトリの頭蓋冠,骨細胞(Ocy),および主に骨芽細胞を含む骨表面細胞(BSC) から単離した骨細胞に加え,刺激細胞からNCへのカルシウムシグナリングの伝播の割合を解析した。その結果より,刺激細胞の型に関わらず,著しく高い割合でシグナリングはBSCへ伝播することが明らかになった。このことは骨細胞間のカルシウムシグナリングの伝播は受容細胞の型に依存し,伝達細胞の型に依存しないことを意味する。加えて,OcyとBSCとの間の相互コミュニケーションの観点から,OcyからBSCへの伝播の割合は逆方向よりも有意に高い。このことはカルシウムシグナリングが,専ら骨基質中のOcyから骨表面のBSCへ偏って非対称的に伝播することを示唆する。OcyとBSCの間の非対称コミュニケーションは,機能上の順応を達成するため骨表面リモデリング活性に著しく影響する骨細胞機械感受性と細胞コミュニケーションが,骨表面に近い生物学的に適した位置,そして機械的に感受性の領域でよく協調し,活性であるようであることを示唆する。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞生理一般 
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