抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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車両用主電動機の冷却方式は外気を取り入れる開放型が主流であるが,塵埃の堆積により定期的な分解整備が必要という問題がある。開発した全閉型の主電動機(全閉自冷式主電動機)は,要求される冷却性向上(放熱フィンと回転放熱円盤の採用),耐熱性向上(軸受部にオイル潤滑方式を採用)を考慮した。さらに,高効率化技術の導入,センサレス方式の採用により信頼性向上と小型・軽量化を図った。単体試験では温度上昇試験,騒音試験(従来の自己通風式に比べ約20%減),主電動機効率測定を行い問題のないことを確認した。8000形車両における現車搭載試験でも温度上昇試験,車内騒音測定の結果は良好であった。以上の試験及び調査により,全閉自冷式主電動機が高効率,省メンテナンス,低騒音を実現した環境調和型製品であることが確認できた。