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J-GLOBAL ID:200902217661536951   整理番号:08A0991681

空知地方におけるエゾシカの生息状況と森林への影響

著者 (2件):
資料名:
号: 152  ページ: 10-13  発行年: 2008年09月 
JST資料番号: Z0169C  ISSN: 0913-2430  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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エゾシカの生息密度を実際に調査するのは難しい。そこで,毎年10月に約10kmの決まった経路を走行し,両側をライトで照らして目撃したエゾシカを記録する「ライトセンサス」で密度や生息状況を推測している。ライトセンサスによる目撃頭数が10以下の場合は,幼稚樹の枝葉の食痕が見られるが,森林への影響は小さいと考えられる。10~20頭の水準では,ツリバナやニレ類などの樹皮剥ぎ,トドマツの角こすりがみられ,エゾシカが好きな高い樹種が選択的に食害され,森林への影響が生じる恐れがある。20頭以上になると,ニレ類などの大経木を含む樹皮剥ぎがみられ,越冬適地の天然林で樹皮の食害の影響が出る。森林における影響が著しくなった段階で,被害対策をとると,多くのエゾシカを捕獲しなければならなくなる。そのための捕獲対策を始める「エゾシカの増加サイン」は,ライトセンサスで10頭/10kmの水準であろう。
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分類 (2件):
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森林保育  ,  有害動物による植物被害一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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