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J-GLOBAL ID:200902217666302991   整理番号:09A0036158

軌道分極による非球ポテンシャルとその原子の影響 一電子図に関するHundの第二法則へのアプローチ

Nonspherical Potential due to Orbital Polarization and Its Effect in Atoms-Approach to Hund’s Second Rule in Terms of One-Electron Picture-
著者 (1件):
資料名:
巻: 77  号: 12  ページ: 124303.1-124303.14  発行年: 2008年12月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Xα交換エネルギーと新タイプ相関エネルギーEMから構成される交換-相関汎関数を,電子の非球空間分布と原子の電子開殻構造lN(l=p,d)における各種ML値を持つ状態の全エネルギー縮退の効果を研究するために仮定した。ここで,Nは方向量子番号lによって特徴付けられる開殻中の電子数であり,MLは全角運動量のz成分Lzの期待値であり,EMはMLに依存する。電子密度と一電子有効ポテンシャルなどの非球量は,開殻のHundの第一法則に従って部分充填占有から作られ,Kohn-Sham方程式は自己無撞着縮退一次摂動論によって解かれる。そして,EMに含まれるパラメータは,軌道と全エネルギーに縮退の適切な条件を課すことによって簡潔,便利に決定した。これらの方法を第1列と3d遷移原子に適用した。最終占有軌道が電子密度の構成に用いる開始軌道と一致する,自己無撞着数値結果が得られ,占有軌道が空軌道より低いことからエネルギーは合理的に容認できる。さらに,MLについての全エネルギーの縮退もまた得られる。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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原子の電子構造 
引用文献 (33件):
  • 1) M. Weissbluth: Atoms and Molecules (Academic Press, New York, 1978).
  • 2) B. R. Judd: Operator Techniques in Atomic Spectroscopy (Princeton University Press, Princeton, NJ, 1998).
  • 3) G. Racah: Phys. Rev. 61 (1942) 186;
  •  G. Racah: Phys. Rev. 62 (1942) 438;
  •  G. Racah: Phys. Rev. 63 (1943) 367;
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